はじめに
今回、何となく将来に不安を感じていて、たまたまきのこカンファレンスを見かけたので参加しました。 元々そこまで不安を感じるタイプではないのですが、エンジニア 3 年目で色々選ぶことができるように できることを増やしてきたり、好きなことを選んだりしてきた結果、少し将来があやふやになっていたようです。
結果、参加して良かったと思っています。テーマが節々から伝わってきたり、ノベルティやスポンサーさん、スタッフさんたちからの 贈り物も大変多かったりと学びだけでなく、色々いただいたような気がします。
これから諸々思ったことなどを綴っていきます。
イベント概要
きのこカンファレンスとは、「エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス」の略称です。 今年のテーマは「FUTURE 〜いまから、ここから〜」で、会場も日本科学“未来”館でした。
カンファレンスに参加して、キャリアやロードマップを見つめ直し、未来を描くヒントを得るために開催されています。 登壇者は 40 歳以上のベテランエンジニア限定で、エンジニアとして長い時間を実際に生き残ってきた経験や知識に触れて、この先生きのこるための一歩を歩み出す。 そんな思いを共有する場になってほしいとのことです。
公式サイト: https://kinoko-conf.dev/index.html
参加するにあたって持ち帰りたかったこと
今回私は大きく自身の方針をバシッと決めるよりもヒントを得て、自ら発見した際にそのヒントを道標にできればと思って参加しました。 そのため、ベテランの皆さんから、エンジニアとしてどう生きてきたのかという経験から指針のようなものを得ることをゴールとしました。
その中で、特に記憶に残ったセッションについて書いていきます。
記憶に残ったセッション 3 選
3 つ、記憶に残ったセッションを挙げていきます。セッションの開始時間順なので順番に大きな意味はありません。
1. 推しは推せるときに推せ!ライフステージ変化に向き合う by katzumi さん
感想
40 代までアウトプットがなかったところから所属されていた会社さんの良い文化の影響を受けたり、 推しを見つけたりして katzumi さん自身がライフステージの変化とも向き合いながら変わっていく話と捉えました。
私はそこから、当然ながらタイミングにも色々(職場、家庭、趣味など)あり、それを好機として認識するためには 普段から好きなことに取り組み続ける必要があると思いました。終盤のパドリングし続けて、その上で波を読み、波に乗っていく考え方は勉強になりました。
資料
fortee: https://fortee.jp/kinoko-2026/proposal/9fcb212e-f5d8-4f7f-94ad-cda8478712b8 スライド: https://www.docswell.com/s/katzumi/ZQ22LM-cherish-my-oshi-moment
2. 感情と身体を置き去りにしない、エンジニアの生きのこり方 ──いまから、ここから「自分の状態」を扱うという選択 by さおりんさん
感想
感情と身体のサインをデータとして捉え、データを元に判断し、行動する。この点に大変納得がいきました。 心と体のサインは全て目に見えるものではなく、存外目に見えない内部の話であることも往々にしてあります。 加えて、古き良き日本の利他の精神がより自身の状態に気づきにくくする因果の説明も分かりやすかったです。
私自身、やるしかない(やりたかった)とはいえ、過渡期にすごい働き方をして色々と体の内部を壊した経験があり、共感できました。 その経験の期間自体は 4 ヶ月ほどですが、それから半年以上経った今も治療のため、通院しています。(1 ヶ月前からほとんど回復していて、現在は影響はありません。ご心配には及びません🙏) 一度壊れかけた心や身体は中々戻らないので、さおりんさんの考え方を参考に、長く続けられるエンジニアでありたいと思いました。
資料
fortee: https://fortee.jp/kinoko-2026/proposal/dce7b88d-0d7f-4ea4-b912-16a8a2cc216b スライド: https://speakerdeck.com/saorimurooka/gan-qing-toshen-ti-wozhi-kiqu-rinisinai-enzinianosheng-kinokorifang-imakara-kokokara-zi-fen-nozhuang-tai-woxi-utoiuxuan-ze
3. スターじゃなくても旅は続く 普通のエンジニアとして 50 代まで現役でいた話 by ありす ゆうさん
感想
基礎知識と自分の物差しで勝負すること、義務感だけを燃料にしないことの大切さを教えていただきました。 ありす ゆうさんのご経験をもとに、基礎知識がどう役に立ったのか、若手の時役立っていないように思っていたのは気づけていなかっただけだったなど 実体験ベースで発表いただきました。自分の物差しは自身の得意を一見異なるように見えるフィールドでどう武器にするか 戦略のようでもあり、勉強になりました。3 つ目の義務感については、最近のアウトプットした方が良さそうな雰囲気など(批判しているわけではありませんでした)を 実際に例として考えてみて、どうなのかなどクリティカルシンキングの面でも勉強になりました。
ありす ゆうさんはスターではない、星屑だとおっしゃっていましたが、全然そうは感じませんでした。 好きなことベースでいろんなことにチャレンジされていて、立派なスターの一人に見えました。 全て予想通りにはいきませんが、3 つの教えを大事にしたいです。
資料
fortee: https://fortee.jp/kinoko-2026/proposal/ff5fb07f-9776-4cc9-bd7a-c7ab3b2fe2b5
おわりに
懇親会含めて、いろんな方とお話させていただきました。私の冒頭の悩み「エンジニア 3 年目で色々選ぶことができるように できることを増やしてきたり、好きなことを選んだりしてきた結果、少し将来があやふや」は如何に恵まれているか、思い知りました。 そこまで努力してきた自身を誇りに思いつつも、結局今すぐには答えが出せそうにありません。 これからもじっくりと考え続けて、答えを出すしかないのでしょう。
ただ、やることは決まっていると思います。今回私が魅力的だと感じられた方々は好きなことに全力で取り組んでいて、ご自身の好きという感情を大切にされていたように感じました。 これからも私の好きを大切に邁進できればと思います。
主に Go 言語やその界隈でやっていることが好きなので、まずはそこから全力を尽くしていきたい所存です。 ということで、LT を既に申し込んでいたところに加えて、7 月末の「Go Connect」に LT 枠として応募しました。
Go Connect #15 2026/07/29(水) https://gotalk.connpass.com/event/398013/
Go Conference に関わっていてこれからも準備など大変なことはたくさんありますが、好きだからこそやり切る、その意気で頑張っていきます。
きのこカンファレンスでたくさんのエネルギーをいただきました。素敵なイベントを企画・運営していただいたカンファレンススタッフの皆さん、 登壇者の皆さん、スポンサーの皆さん、ありがとうございました!